塾選び5つのポイント

塾選び

塾選びのポイントは大きく分けて上記5つになると思います。
全てがよく整っているのが理想だとは思いますが、内容が充実している所はやはりそれだけ料金も高くなっていくでしょう。
上の項目をクリックすると、私どもの観点から細かなポイントを説明しております。説明を参考に、あらかじめ塾に求める内容や料金について、御家庭の中である程度決めてから塾選びをするとスムーズかと思います。
また、御家庭の希望を伝えるとある程度融通をきかせて、希望を聞いてくれる塾もあります。詳しくは柔軟性にて説明しています。是非参考にしてみて下さい。

授業内容の充実

受験指導or学校補習指導

受験指導

基本的に受験までのカリキュラムが決まっていて、それに沿って授業を進めていくことが多いでしょう。
ですが、生徒がしっかりした理解のもと、カリキュラム通りに進めるのは至難の業です。そういったときにそこで一回立ち止り、補習などを利用しながらしっかり理解させてから、先に進んでいく。そういう方針をとっている塾を探すと良いでしょう。

学校補習指導

生徒の通っている学校の内容だけを勉強したいのであれば、家庭教師さんをお勧めします。塾で学校の内容だけをやるためには個別で学習するしかなくなります。
集団授業では他の学校の生徒もいますので、集中して一つの学校だけの授業はできません。(学校ごとにクラスが分かれていれば可能です)
*高校受験を考えている方は、学校の勉強と受験の勉強の両方をレベルアップする必要があります。両方を並行して勉強すると、学校の成績表があがり、選ぶ高校の選択肢が広がります。それに伴い生徒のモチベーションも上がってくるでしょう。
同時に受験に対する勉強も進めていますので、受験間際になって無理な詰め込みがなくなります。 よって、学校と受験の勉強を両立して勉強できる塾を探すと良いでしょう。

個別 少人数 大人数

個別

まず講師1人に対して生徒1人のマンツーマンで見てもらえるのか確認をしましょう。塾によっては講師1人に対して生徒2~3人のものも個別としている所もあります。
マンツーマンでしっかり見てもらえれば、個別指導が1番学力の伸びにつながります。ただ、やはりその分料金も高めに設定されていることが多いでしょう。

少人数

経験上、講師1人に対して、生徒2~8人ぐらいであれば、1人1人にしっかり目がいきわたり、わかっているかの判断ができます。したがって生徒1人1人に対して適切な指導ができると思います。個別に比べて料金は低めに設定されている事が多いと思います。

大人数

10人以上の人数になると本当に生徒1人1人に目が行き届いているのか不安です。
講師の能力にもよるとは思いますが、人数が増えれば増えるほど生徒1人1人に対する対応が遅れていくのは必至です。その分料金も低めに設定されている事が多いでしょう。
ただ、周りに色々な学校の生徒が集まり、受験に対して頑張っているので、自分もやらなくては、という刺激は一番あると思います。自主性をしっかりと持ち、予習、復習を怠らない生徒に適していると思われます。

映像 自習

映像での授業や、基本自習でそこに講師が見て回ってくるというスタイルの所もあります。基本的に自分で勉強する力がある人向けです。リアルタイムで質問などがしずらいので、自分で勉強するための1つのアイテム的に利用すると良いでしょう。

講師のスキル

目的によって求める講師のスキルが変わります。小学生に教える教え方と、高校生に教える教え方は全く異なります。学校の勉強をわかるようにしていきたい、と受験に向けてがんばりたいとの違いでもやはり教え方や、内容が変わってきます。ですから何を目的に塾を活用していくのかはっきりさせて、ニーズにあった講師を選ぶと良いでしょう。

たとえば、現在はまだ中学校に入学したばかりだけれど、将来的には高校受験、大学受験を目指していきたい、という方は、高校受験指導と大学受験指導の両方にたずさわっている講師をお勧めします。そういう講師は高校受験だけでなく大学受験にも詳しいので、将来的に必要となるであろうことは学年に関係なく徹底して教えてくれる可能性があるからです。

良い大学を出て、とても頭のよい講師が必ずしも良い講師とは限りません。自分で勉強するのと人に教えるのは全く別のものです。塾に通っている生徒の多くは勉強を苦手としています。わからない生徒の気持ちを感じ取り、色々な角度から解説してあげることができる講師が良い講師だと思います。

多感な時期に生徒達が接する大人として、十分な人間性を持っている事が重要です。

アフターケアの充実

授業時間内で生徒全員を完璧に理解させることを意識して授業を進めていきますが、中にはちょっと理解しきれなかったという生徒も出てきます。そういう生徒に対し、授業時間外に補習という形で見てくれるのかどうか。体調を崩して授業に出られなかったときに、その内容を補習してくれるのかどうか。また、それらの補習は無料なのか。この辺を確認しておくと良いと思います。

塾によっては授業を受けていない教科も補習してくれることがあります。学校のテスト前など苦手な教科を補習してくれたらうれしいですね。

生徒と講師との相性

基本的には授業は人対人なので、相性があります。

全く同じ授業内容を展開していても、講師が違うだけで生徒の理解に差が出てくることがあります。こういったことは大人の人間関係にもよくありますね。同じことを言われているのに自分の尊敬する人に言われた時とそうでない人に言われた時では、受け取り方が変わってきます。

ですから、一度体験授業などを通して実際の授業を見てみると良いと思います。

柔軟性

特別な希望があった場合それを塾側に伝えてみると良いでしょう。塾によっては柔軟に対応してくれるところもあります。

たとえば、塾側で設定されている授業時間にどうしても行けない。でも授業は受けたい。

そういった場合、生徒の来られる時間で設定してくれる事があります。

他塾さんではどういう事をしてくれるのかはわからないので、私どもの塾でそういった対応をしたいくつかの例を参考までにお知らせしておきます。

  • 現在小学校5年生ですが、中学校、高校の内容をどんどん先取りし、大学受験に対応した授業を展開して欲しい。
  • インターナショナルスクール用のクラスを作って欲しい。
  • 春休みや夏休みに学校の方に来て講習して欲しい。

料金

料金については一概に高いか安いかの判断が難しい所です。上記の内容が充実していればある程度料金がかかるのは必然です。

簡単な判断方法としては、月に何時間授業があってそれに対しての月謝がいくらなのかを出して、それを1時間当たりの単価にすれば比べられると思います。

例)

週一回 90分の授業で月謝が10000円だった場合

月(4週間)での授業時間  360分→6時間

月謝10,000円なので

10000÷6=1666.666・・

1時間当たり1667円となります。

1時間2,000円の授業よりは安くなりますね。

ですがこれはあくまでも授業時間に対してのみなのでそれ以外の付加要素(個別、少人数、大人数、補習、柔軟性など)もふまえて考えるべきだと思います。

また、通常授業料は低めに設定しているが、各講習(春、夏、冬など)の料金が高めに設定されている、またはその逆、ということもあります。

以上塾選びのポイントとなる部分を簡単に解説致しました、ご参考になれば幸いです。その他塾選びに関してご不明な点がありましたらお気軽にご相談ください