小学部
中学受験対応クラス
「やらされる」勉強と、自ら進んで「やる」勉強とでは、明らかな効果の差があります。小学生時からこの意識を持たせることは容易ではありませんが、ご家庭とのコミュニケーションを大切にし、解析的な授業を行うことで、勉強する本人の意識を高めることに努めています。
受験に自ら積極的に取り組む姿勢を養い、しっかりとした責任感を芽生えさせることにこそ、中学受験の本当の意義があると、我々は考えています。
受験に必要なアイテムを与えるだけであとは本人次第、といった指導は、単なる知識の「押し売り」に過ぎません。子供達が自我を確立していくこの時期において、そうした指導は生徒本人にとって苦痛でしかなく、かえって自我を抑制していく結果になることは明白です。
勉強を楽しくすることこそ、本人の自主性を高めていくのです。そのためには、暗記中心の精神論的指導ではなく、 「わかる」授業を展開していくことが大前提となります。
「わかる」=「楽しい」⇒『もっと知りたい』
このような探究心を持ってもらうことに、我々の指導の主眼はあります。
各教科の指導スタイル
算数 | 中学受験で最も特殊な知識を要求され、さらに応用力をも問われるこの教科は、週一回のみの指導では十分な効果を得られません。 そこで5年生時からは、算数の授業を「解説授業」と「定着授業」の週二回とし、指導効果を高めるシステムを採用しています。 |
国語 | 漢字などの知識分野については、ただ丸暗記させるのではなく、まずそれぞれの言葉の持つ本来の意味を理解してもらいます。そのうえで知識として定着させ、さらに「自分の言葉」として使いこなせるようになることを目指します。 使えてこそ、「知識」と呼べるものであり、単なる字面の暗記では、せっかく覚えたものも「宝の持ちぐされ」となってしまうからです。 読解力についても、単に読ませて解説する、という授業ではなく、客観的に文章を読み、問いに対して正確な答えを導き出してくる力を養っていきます。 |
理科・社会 | 暗記しなければならないことが多い教科ですが、解析的に授業を進め、何故そうなるのかを理解してもらい、興味を持たせるような授業作りに努めています。 使用する教材などに工夫を凝らし、ただ覚えるだけという精神論的指導を排していきます。 |
基礎学力養成クラス(小学3年生〜小学6年生)
完全週休2日制となり、学校教育に対する失望感、あるいは学力低下への懸念が日本中に広がっています。そんな中、区立中学校へ進学する生徒を対象にしたこのようなクラスは、進学塾において今後ますますその重要性を増していくことでしょう。
それは、小学校高学年の時期から積極的に学習する姿勢を身につけ、しっかりとした基礎学力を養うことが、中学進学後の学習に役立つのはもちろん、さらにその後の学習スタイルにも多大な影響を与えるからです。
中学校に進学し、専門的な学問を学んでいくための準備期間として、小学5・6年生という時期はとても重要です。このクラスを受講していた生徒は中学進学後も上位の成績をキープしているという事実が、それを証明しています。
本人の負担にならないような授業時間を設定しながらも、ポイントを押さえた授業を展開し、「よく遊び、よく学べ」といった、本来小学生に必要であると思われる精神を基に、しっかりとした基礎力を身につけさせていきます。
各教科の指導スタイル
算数 | 計算問題をしっかりこなすのはもちろんのこと、「速さ」「割合」「比」など、小学算数で重要な、しかし理解しづらい分野を中心に学習していきます。また、図形の見方などのセンスも養っていきます。 さらに、学校で履修しない内容でも、中学数学においてあらかじめ知っておくと有利と思われるような内容(相似な図形など)は、随時授業の中に織り込んでいきます。 |
国語 | まず徹底して知識を固めます。漢字の読み書きや語句の意味、ことわざ・四字熟語・慣用句といったことばの知識を確固たるものとし、さらに自分の言葉として使えるようになることを目指します。 また、物語文や論説文の読解や詩の鑑賞などを通して、国語の感性を身につけていきます。さらに作文などにも力を入れ、自分の意見をしっかり述べられるような表現力・文章力の向上も目指します。 |