2018年度 高校・大学入試を終えて

  • 奨学舎代表  佐野 智郎
  • 石光 建

2月より本格的に始まった入試も終わり生徒の皆さんはもちろんの事、保護者の方々をはじめとする生徒の皆さんを応援されてきたご家族の方々も、ほっとしていらっしゃることと思います。
入試直前、そして入試期間中と本当にお疲れ様でした。
日ごろの成果が結果に結びつき、全員が第一志望校に合格という素晴らしい結果となりました。本当におめでとうございます。
彼らは自分が学びたい学校を自分で選び、中途半端に妥協せずに目標に向かって頑張りぬきました。その姿勢こそが私たちの育みたかった自主性なのです。自分で進路を決定した、そのことだけでも十分に意義があると思います。
自主性の育成と併せて、私たちが進路指導にあたって最も大切だと考えてきたことがあります。それは決しておしきせの受験はさせないということです。確かに受験生にとって有利といわれている受験校の組み合わせや、理想的と思われるスケジュールは存在します。ですが、もし受験の仕方に正解があるとしたら、それは自分の学びたい学校を受験するといった、いたって単純な方法しかないでしょう。
受験には合格・不合格といった言葉がつきもので、競争・勝負事と考えられがちですが、もし競争なのだとしたら本質的には他者との差を広げる勝負なのではなく、自分の中で完璧を目指す、自分との勝負なのだと私たちは考えています。合格者が勝者、不合格者が敗者なのではなく、勝敗の判定は自分は果たして精一杯やれたかどうかと、最終的には自分がくだすべきものだと思います。
その意味で勝者ならば結果はどうあれ何も恥ずべきことはありません。しかし敗者であるなら自分に足りなかったものは何かと、自分を見つめ直すことが必要となるでしょう。今年度の受験生たちは今すべきことをきっちりと見つめ、決して見えることのない先の不安を感じながらもそれに怯えず精進してきました。
ともあれ、彼らにとって今回の入試は貴重な体験になったと思います。この何事にも替え難い貴重な体験を得るにいたって、自分たちを支えてくれた多くの人々に感謝し、今後の学生生活に最大限生かしていけるよう心から期待しております。本当におめでとうございました。
最後になりますが彼らの姿を見て少なからず後輩たちも刺激を受けたようです。
今年度の受験生、ならびに保護者の皆様に心より感謝いたします。

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